木組みの家と石畳の街

ごちうさ、秋葉原、同人誌即売会に関する記事を書いていきます

【同人誌即売会】絶対に冬コミに持っていきたい持ち物13選

冬コミの準備は万全ですか?

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今年も残りあと二か月弱となりました。

そろそろ冬コミの準備に取りかかる人もいると思います。コミケの準備はとにかく大変で、行きたいサークルをチェックするのはもちろん、お札を崩したり、ホテルを予約したり、必要な物資を購入したりと、慣れている方でも忙しいと感じるものです。

夏コミよりかは荷物が少なくて済む分、楽ではありますが、それでも通常のイベントに比べれば、やることは沢山あります。

うっかり忘れものをして、せっかくのイベントを楽しめなくなってしまったら嫌ですよね。

そこで今回は、絶対に冬コミに持っていきたい持ち物を厳選しました!

夏コミと被る持ち物もあるので、中身は以前書いた記事と被る部分があります。同じことを書いてもアレですし、せっかくなので今回はもう少し内容を掘り下げてみることにしました。

南12ホールに関する注意喚起も行っていますので、ぜひ最後まで目を通していただければ幸いです。

 

夏コミの持ち物に関する記事が読みたい方は、こちら

tokimeki-popolon.hatenablog.com

コミケって何?(C96総括)

コミックマーケットと呼ばれる世界最大規模の同人誌即売会です。来場者数は年々増加しており、C96では4日間の合計がとうとう73万人の大台に突入しました。

1日あたりの来場者数は約18万人。これは例年のコミケとさほど大差ありません。開催期間が以前より1日延びているので、1日分が丸々乗っかった計算になります(C95までの開催期間は3日間)。

これだけ見ると当然の結果であるように思えますが、C96は来場者数の低下が懸念されていました。開催予算が肥大化したことで有料化(リストバンド制)を導入せざるを得ず、お金がかかるならコミケに来る人も少なくなるのでは…?という理屈です。

ところが蓋を開けてみれば、有料化なんてどこ吹く風。このデータこそが、コミケの人気を雄弁に物語っていると思います。

コミケは個人のサークルのみならず、企業のブースも多数展開され、ここでしか買えない公式グッズも存在します。一方、外では奇抜なコスプレをした男女が練り歩いていたりと、その様相はまさにお祭りです。

オタクの祭典とも呼ぶべきイベント。もしも少しでも気になったなら、ぜひ思い切って参加しましょう!

C95→C96にかけての変更点を下にまとめておきましたので、軽く目を通しておくとよりコミケを楽しむことができるかもしれません。

【C95→C96変更点】

来場者数:57万人→73万人

開催期間:3日間→4日間

入場料:無料→有料

会場:サークル(東123/東456/西12)、企業(東7/西34)→サークル(西12/西34/南12/南34)、企業(青海展示棟)

東京五輪開催の影響で東展示棟(東1~7)が使用不可になり、既存の西と新設された南展示棟、青海展示棟を含めてもスペースが不足するため、開催期間の延長、およびそれによる予算不足を補うことを目的として、有料化が決定された。

 

絶対に冬コミに持っていきたい持ち物13選

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さて、それでは冬コミに必要な持ち物を見ていきましょう。

夏コミの記事でも触れたように、コミケに必要な持ち物は2種類あります。同人誌即売会に参加するのに必要なグッズがまず一つ、もう一つは、過酷な環境に対応するためのグッズです。

前者は夏も冬も同じですが、後者は夏の場合、熱中症対策グッズ、冬の場合、防寒対策グッズになります。

今回は冬コミの持ち物の解説記事になりますので、同人誌即売会に参加するのに必要なグッズと防寒対策グッズのご紹介です。

同人誌即売会に参加するのに必要なグッズはコミケだけでなく、サンクリやコミ1など、他のイベントでも応用できますので参考にしてみてください。

まずは、同人誌即売会に参加するのに必要なグッズがこちら。

財布、小銭入れ

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これがないと始まらないですね(笑)

お金を持っていくのは当然ですが大事なことが2つあって、まず1つ目は財布を分けましょう。

食事代や交通費などを支払うための生活費と、本やグッズを買うための軍資金を一緒の財布に入れておくのは大変危険です。

なくなります、生活費。買いたいものをどんどん買っているうちに気づけば財布がカラになっていて、帰りの交通費が…なんて事態になりかねません。

生活費と軍資金は、分けておくのが賢明でしょう。

可能であれば、交通費は事前にSuicaにチャージしておくことをおすすめします。うっかり会場で使いこんでしまうという事態を防ぐことができますし、当日は駅構内も混雑しますから、長蛇の列に並んで切符を買う必要もなくなります。

僕も、交通費はいつも全日程分チャージしていますね。

2つ目は軍資金に関することで、両替は自身の買いたいものに合わせて行いましょう。

コミケに小銭を持っていくというのはよく言われる話なんですが、この背景にはお釣りを用意する余裕がない小さなサークルさんへの配慮があります。

島中のサークルさんはお釣りを用意することができない事があるから、一般参加者はなるべくお釣りを発生させない支払いを心がけよう、という事ですね。

ですから、要はお釣りを発生させなければいいわけです。新刊は一冊500円であることが多いですが、たとえば新刊だけでなく既刊も一冊欲しいということであれば、500円玉2枚で渡すより、1000円札1枚を渡したほうが重量的には軽いですよね。

目安ですが、軍資金のおよそ1/3程度を500円玉に両替して持っていくのがいいと思います。小銭も何十枚、何百枚と集まったら結構な重さになりますから、サークルさんに負担をかけないためにも、こういった視点の配慮がもっと広まったらいいと思います。

もちろん、1/3というのはあくまで目安ですので、各自のお買い物に合わせて小銭の量は調節しましょう。

ちなみに、写真は僕がコミケで使っている財布()

お札を入れる用のものと小銭入れを併用すると、使い勝手がよくて便利ですよ。

入場に必要なもの(カタログなど)

www.comiket.co.jp

C96から入場にはリストバンドの購入がほぼ必須になりました。

参加する日程のリストバンドを事前に購入して腕に巻き、列に並びます。このリストバンドの購入費用がコミケの入場料になるという仕組みです。

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C96のリストバンドは、こんな感じ。

前回は一律500円(税抜)でしたが、当日購入の一般参加者が販売所に殺到したことを受けて、当日販売は1,000円に値上がりするそうです。

事前に購入して、当日持っていくのがベストですね。冊子版のカタログには4日分のリストバンドが付属していますが、DVD-ROM版のカタログには付属していないので注意です。

個別のリストバンドは、アニメイトとらのあなメロンブックスにて12/7(土)から購入可能です。会場に持っていくリュックの中にあらかじめ全部入れておけば、当日になって忘れる心配はないと思います。

入場規制が解除されればリストバンドなしでも入れなくはないのですが、この規制解除はいつも大体お昼頃までかかる上、混雑状況によっては解除されないこともあります。運営もアナウンスしているように、事前に購入しておくことをおすすめします。

ちなみにコミ1やサンクリの場合だと、入場にはリストバンドではなくカタログの提示が必要になります。持ち物リストは「入場に必要なもの」とメモしておけば、他の同人誌即売会にも使えて便利ですよ。

サークル案内図

忘れたら会場での迷子は必至なので、絶対に持っていきましょう。

冊子版のカタログにはマップも同梱されていますが鈍器として機能するレベルには重いので、Webカタログからマップを印刷して持っていくのが僕のスタイルなのですが、色んな方の話を伺うと冊子版にこだわりがある人も一定数いるようです。

待機時間中にぺらぺらとめくったりできるので新規開拓(今まで知らなかったサークルさんを見つける)がしやすい、重いものを装備することでむしろ士気があがる、などなど…。

世の中にはいろんな人がいますね(; ・`д・´)

一応、僕のオススメはWebカタログから印刷することなので、Webカタログのリンクを貼っておきます。

月額500円の課金は必要ですが、コミケが終わったら解約すればいいだけですし、2,500円の冊子版よりもずっと機能が充実していますよ。

全日程ではなく一部の日程での参加を予定している方は、こちらの方がコストも安く済むはずです。

webcatalog.circle.ms

使い方は↓の夏コミの記事で詳しく触れていますので、参考にしてみて下さい。

tokimeki-popolon.hatenablog.com

今回はサークル案内図の説明からはやや外れますが、南12ホールに関して気になることがあるので注意喚起しておきます。

【南12ホールは階段に注意!】

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http://www.bigsight.jp/organizer/facilities/south/

あまり話題にはなっていませんが、赤丸で示した階段が、結構危ないです。

前回C96は南展示棟初のコミケだったこともあり、「空調が効いていて涼しい」「内装がキレイ」といった部分でのインパクトが大きかったためでしょう。

水色の矢印で示したとおりに会場に入っていくことになるわけですが、そのとき通過する赤丸の階段が急なことに加えて、手すりがありません。

もちろん、列の外側に並んでいる方は壁際に手すりがありますが、内側に並んでいる方にとっては無いも同然です。

前回は事故が起きたという話は特に聞いていませんが、内側に並んでいる方がもし足を滑らせた場合、転落して大事故につながる恐れがある…と、僕は見ています。

南12に行かれる方は、念のため内側ではなく外の列に並ぶことを意識したほうが良いかもしれません。

食料

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最近はもっぱらゼリーですね。まず第一に、トイレコントロールがしやすいというのが挙げられます。

一応、列に並んでる最中に抜けることはできるんですが、会場のトイレもまた凄まじく大混雑します。入場待機列は8:30頃には固定されるので、それまでには絶対に元の場所に戻らないといけません。

時間に遅れるリスクを考えたら、トイレには行かない方が無難です。トイレは入場待機列に並ぶ前に済ませておき、並んだ後は、消化の良いゼリーなどで栄養を補給すると良いでしょう。

もう一つ、食料を携帯しておく理由として、会場ではお腹が減ってもすぐにはお昼にありつくことができません。

周辺のレストランが混雑するのはもちろん、会場内の出店がぼったくりお祭り価格なので高いです。フランクフルト一本だけで1000円近くするので、なるべくなら会場内の出店は使わない方がいいです。

手軽に食べられ、喉も乾かず、消化が良いのでトイレコントロールもしやすいゼリーはコミケにおすすめです。

折り畳みイス

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コミケだけでなく、いろんなシーンで、あると便利なグッズですね。

イベントは入場の際に外で待たされることが多いので、これがないと長時間、地面に直に座る羽目になります。

コミケはもちろん、コミ1やサンクリ、AnimeJapanや東京で行われたまんがタイムきらら展の際にも、折り畳みイスは大活躍でした。

100均のもので十分だと思いますが、1,000円くらい出せばかなり快適なイスを買うことができますよ。

雨具、ポリ袋

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傘を持っていくのはやめましょう。前後の人とのスペースが狭いので、傘の骨の先端が近くの人の目に刺さる可能性があります。

雨具はカッパがベストですね。ポリ袋は雨が降ってきたらリュックや戦利品に被せることができますし、雨具としてだけでなくゴミ袋としても使うことができますからぜひ持っていきましょう。

ちなみに。

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僕は写真のように改造したポリ袋を携帯しています。

底の真ん中に穴を開け、補強の目的と折りたたみやすさの観点から、必要な個所にガムテープを施したもの。

これを一体どうやって使うかというと、

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こうやって使います。

雨が降ってきても、これならショッパーを折り畳んで仕舞う必要はなく、堂々と持って帰ることができます()

身近なグッズを工夫して使うのも、コミケの楽しみのうちの一つですよ(*‘∀‘)

モバイルバッテリー

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コミケはズバリ、情報戦です。最新情報をいち早くチェックし、状況にいかに柔軟に対応することができるかが勝負の分かれ目になります。

目当てのグッズが完売したなら、さっさと列を抜けて次のサークルに向かった方が得策です。限数が更新されたなら、仲間内で協議の必要が出てくるかもしれません。

特に限数は、そのときの列の長さや在庫状況などから、急に変更されるということが多々あります。たとえばクッションを仲間の分も合わせて合計3つほど購入するつもりで列に並んでいるとき、限数が1になったら、その人はもう1つしか買うことができません。

買う予定だった残り2つはどうするのか。諦めるのか、それとも人を増やして確保に向かうのか。その時々の判断が、買えるかどうかの分水嶺です。

そんな大事な局面でスマホの充電が死んでいたら元も子もないですよね(笑)

モバイルバッテリーは必ず一つは携帯して臨みましょう。

A4クリアケース

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会場内は満員電車とほとんど変わらないような状態です。人と人とがごった返しているので、戦利品をそのまま持ち歩いていると圧し潰されてぐしゃぐしゃになってしまう場合があります。

特に今回、蜂蜜少女さんのスペースがある西れ19ab付近(西1スロープ手前)はC96を遥かに上回る大混雑になると僕は予想してます。

行かれる方は、戦利品を守る対策をしっかり整えておきましょう。

クリアケースはセリアやダイソーなど、100均に行けば簡単に手に入りますから、各日程につき一つくらい持っていけば安心です。

ハンドタオル

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夏コミの記事でも書いたように、夏だけでなく冬も意外と役立ちます。

防寒グッズを着込んだ状態で中に入ると暑いので、汗を拭くことを目的として一枚くらいは入れておきましょう。

汗ばんだ状態で外に出ると冷えて、これまた体調を崩す原因にもなりますから、夏と同様しっかり汗対策をすることをおすすめします。

前回の感じだと南展示棟は空調が効いてたぶん暑いだろうから、タオルは必須だと思っておいた方がいいんじゃないかな。

ホッカイロ

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ここからは、防寒対策グッズのご紹介となります。

防寒グッズで真っ先に思い浮かぶのは、ホッカイロですよね。コミケでも、ホッカイロはいくつか携帯しておくと良いでしょう。

背中や足の裏に貼るタイプのホッカイロもあると良いですが、今回は東京五輪の影響で東展示棟からの入場がないので、あまり必要ないような気もします。

東展示棟があると、ここへの入場待機列は東棟屋外臨時駐車場に形成されます。この駐車場が海に面しているせいでとにかく寒く、防寒対策をしっかりしないと地獄を見ます。

東展示棟が復活するのはC99からなので、今は頭の片隅にでも留めておいてください。

ホットパンツ、タイツなど

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頭寒足熱の観点から、ズボンの下に何か一枚履いておくと足が温まって健康的に過ごせると思います。

僕は写真のようなタイツを一枚、ズボンの下にいつも履いてますね。

防寒対策には他にもヒートテックやニット帽、マフラーや手袋など、自分に合ったものを各自持参すると良いでしょう。

温かい飲み物、お湯を入れた水筒

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ペットボトルのお茶などを買っていく場合は近くにセブンやローソンがあるので、コンビニを利用しましょう。

少し手間はかかりますが、沸騰させた熱いお湯を水筒に入れて持っていくのもおすすめです。

お湯はティーバックとカップさえあればお茶にすることも出来ますし、お箸と乾麺を持っていけば即席ラーメンを作ることも可能です。

西や南棟への入場は結構コンビニが充実してるので、面倒な方はそちらを利用してしまっても良いとは思いますが、コスパを重視したい方はお湯をうまく活用しましょう。

美少女のイラストが大きく描かれたコミケくらいでしか中々使うタイミングがない痛ブランケット

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大事ですね。

なぜ美少女のイラストが大きく描かれたコミケくらいでしか中々使うタイミングのない痛ブランケットを持っていくことが大事なのか。

それは、コミケくらいでしか使うタイミングがないからです!

だって、買ったからには思いっきり使いたいじゃないですか。

せっかく買った可愛いグッズを、押し入れの奥に仕舞いっぱなしにしておくのはもったいないじゃないですか。

今使わなくて、いつ使うの?

今でしょ!!!!!!!()

年に二回しかないオタクの祭典ですから、使えるグッズはためらうことなくガンガン使っていきましょう。

持ち物を揃えて楽しい冬コミにしょう

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いかがでしたか。

冒頭でも少し触れたように、冬は夏に比べて荷物が少なくて済みます。着込むことがメインになるので、手荷物は少なくなるイメージです。

コミケの初参加は冬コミがいいと謂われる所以ですね。

ちなみに余談ですが、来年の夏は東京五輪の真っ只中です。ビッグサイト全域が使用不可になるため、C98の開催日程はゴールデンウィークにスライドします。

例年GWに行われているコミ1、キャラ1と共同開催になるようですね。

nlab.itmedia.co.jp

5月は過ごしやすいですから、C98はさらに持ち物が少なくて済みそうです(*'▽')

とはいえ、油断は禁物ですから、出発前は持ち物チェックをしっかり行って、忘れ物がないようにしましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!