木組みの家と石畳の街

ごちうさ、秋葉原、同人誌即売会に関する記事を書いていきます

【イベント】きらら展大阪開催おめでとう!前回のきらら展を振り返る

まんがタイムきらら展が大阪で開催決定!

 

前回の東京開催から、約5ヵ月ですね。

きらら展の大阪開催が決定しました!

いやあ、ようやくって感じですね!僕自身、前回のきらら展に2回足を運んでいますが、関西の方の「遠くて行けない」という声を聞くたび、関西でもやってほしいと思ったものです。

この楽しさを共有できないなんて、もどかしすぎる!

もしも少しでも気になっていたら、ぜひとも足を運んでみてください。既にきららのファンだという方も、きらら系の作品はよく知らないという方も、きっと新しい出会いや発見がありますよ!

今回は、前回のきらら展を振り返るとともに、大阪開催のきらら展がどのようなイベントになるか、考えていきたいと思います。

 

まんがタイムきらら展って?

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四コマ漫画誌「まんがタイムきらら」の独立創刊15周年を記念した展示会です。2018年の時点で15周年なので、大阪開催では16周年になりますね。

きららが辿ってきた歴史を振り返りつつ、その魅力を紹介していくという内容になっています。

きららという名前は知らなくとも、「けいおん!」や「ひだまりスケッチ」といったタイトルは聞いたことがあるという人は多いんじゃないでしょうか。

最近なら、「きんいろモザイク」や「ご注文はうさぎですか?」といったアニメもあります。どれも、原作はまんがタイムきららに掲載されている四コマ漫画です。

秋葉原のアーツ千代田で開催されたきらら展は、9日間で実に2万人以上もの方が訪れました。

コミケかな?と思うくらいの人口密度でしたね、ええ。

もちろん、1日で10万人近くの参加者を誇るコミケとは、規模が違うのは明らかなのですが、コミケビッグサイトで行われるのに対し、きらら展は比較的小さな美術館で行われました。

聞く話によると元々、学校だったそうで。狭いんですから、そりゃあ人口密度もエラいことになりますよ。

きららがこうまで人を惹きつけるのは、可愛いだけではない魅力にあります。

例えば僕が好きな「ご注文はうさぎですか?」という作品は今、卒業というクライマックスを迎えていますが、キャラクターが進路に悩む姿がすごく共感できます。

中高生以上の方なら、みんな一度は進路で悩んだことがあると思います。そんな等身大の悩みや頑張る姿を描いているからこそ、多くの方を惹きつけるんだと思います。

 

前回のきらら展を振り返る ~きらら展の見どころを紹介~

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それでは、去年の11月に秋葉原で開催されたきらら展がどういうイベントだったかを振り返りつつ、大阪のきらら展がどうなるか考えてみます。

 

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アトレとコラボ!ガラス一面にきららジャンプのイラストが掲示

まず最初に目に付くのは、何といってもアトレとのコラボでしょう。

電気街口をUDX側に出て、すぐ左を向けば、ガラス一面に施されたイラストを見ることができました。左から「はるかなレシーブ」の遥ちゃん、NEW GAMEの青葉ちゃん、けいおん!の唯ちゃん、きんいろモザイクのアリスちゃん、ハナヤマタのなるちゃんですね。

きららといえば、やはりきららジャンプです。見た瞬間、心が躍りましたね。

音声ガイドと共に見る「きららヒストリー」

朝7過ぎくらいに到着して、9時開場だったと思います。すでに2時間待ったわけですが、後に6時間待ちの物販が控えてるとは、この時はまだ知る由もありませんでした。

それはさておき、入館して最初に驚いたのは、壁一面の本棚でした。

まんがタイムきららの歴史を一挙に紹介する、第一章「プロローグ『きらら』ヒストリー」。壁一面を埋め尽くすほどの実物のきらら誌は、圧巻の一言に尽きます。

年表があるので分かりやすく、そして特筆すべきは何より、音声ガイドがあることでしょう。

きんいろモザイクの九条カレン役で知られる東山奈央さん、ご注文はうさぎですか?のチノ役で知られる水瀬いのりさんの二名が、きららの歴史を解説してくれます。

視聴するには別途料金(800円)がかかりますが、これはお金に余裕があればぜひとも大阪でも聴いてもらいたいです。

 

160点に及ぶ大規模なイラスト、書き下ろしカラー漫画

続く第2章「『きらら』で輝く作品たち」も、驚きの連続でした。

まんがタイムきららとその姉妹誌に掲載されている80作品から、それぞれ書き下ろしのイラストと漫画の2つを公開しているので、展示の数は実に160にも及びます。

正直、きらら作品とはいえ知らないタイトルも多いから、きらら展はごちうさだけ楽しめればいいかなーなんて、思っていた時期が私にもありました(

実際に入ってみれば、面白い作品があることあること。イラストだけでなく、書き下ろしの漫画も掲載されているのがポイントですね。

これがイラストだけだったら、内容が分からなくて純粋に楽しめなかったかもしれません。ですが、書き下ろしの漫画があることで、その作品がぐっと身近になります。

気付けば、いろんな作品にすっかり目移りしている自分がいました。「まちカドまぞく」はこのきらら展で知って、今原作を読んでいる最中です(*'▽')

 

アニメ、きららファンタジアの紹介、そしてエクストラ

歴代のきららアニメのOPとED映像がズラリと並んだ部屋があります。第3章「『きらら』とアニメ」では、時系列に沿ってきららアニメの映像を楽しむことができます。

覚えているつもりでも、案外「あれ?この作品こんな古かったっけ?」と思うことがあって、時代の流れを感じましたね。

4章は、きららファンタジアの紹介です。作中に出てくるボイスを再生できるコーナーがあるので、やってる人は結構楽しめるんじゃないかと思います。

この時期は、ちょうど直前にごちうさの参戦があったのですが、ココアちゃんとチノちゃんのきらファン衣装もしっかり展示されていて感動したのを覚えてます。

ランプちゃんのオーバーリアクションがいつみても面白い(笑)

そして最後には、エクストラと称してスペシャルコーナーが設けられており、なんと作家直筆のキャラクターやメッセージが見られます。

ファンの中には、これを目当てにきらら展に足を運んだ方も多いようです。確かに、直筆のメッセージなんて滅多に見られるものじゃないですし、運がよければ実際に書いているところに出くわせるかもしれませんしね。

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こんな感じですね。

永山ゆうのん先生のイラストは、サマーポケッツの紬ちゃんで知りました。

初恋れーるとりっぷも読んでみたいです( *´艸`)

同じ部屋にはきらら作品のキャラクター28人のパネルが用意されており、写真撮影もできるようになってます。締めの一枚に、ツーショット写真なんか撮ってみてはいかがでしょう。本当に楽しいイベントなので、大阪に行ける方はぜひご参加ください!

 

気になる今回の内容は?大阪のきらら展を徹底考察

さて、それではいよいよ今回のきらら展について考察していきます。

 

参加作品、登場キャラクターが増える

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出典:http://kirarafan.com/archives/14834968.html

まんがタイムきらら編集部の最新のツイートによれば、「あの『きらら展』がパワーアップして大阪にて開催決定!!」だそうです。

この言葉から、まず予想されるのは参加作品が増えることでしょう。

前回のきらら展は80作品を網羅したとはいえ、まだまだ全ての作品を展示しきれたわけではありません。「ぼっち・ざ・ろっく!」や「どうして私が美術家に!?」など、大阪で新しく展示される可能性があります。ファンの方は、今後の情報に注目です。

 

アーツ千代田よりはスペースに余裕がある

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出典:https://osaka-info.jp/page/osaka-culturarium-tempozan

今回のきらら展の会場となる大阪文化館・天保山について調べたところ、過去にひだまりスケッチで有名な蒼樹うめ先生の展示会「蒼樹うめ展」や、国民的アニメ「ONE PIECE」の展示にも使われたことがあるようです。

4階、5階がホールになっているので、展示が行われるのはここでしょう。他の階にはレストランやラウンジもあるようです。

以上の事から、広さに関しては申し分ないと思います。

前回のきらら展の会場であるアーツ千代田は、元々が学校でした。そこまで多くの人が来ることを想定した建物ではないので、人口過密は必然だったといえます。

前回の反省から、ひょっとしたら今回は広い場所を選んだのかもしれません。

既存の出典作品からも新しいグッズやイラストが出るかも

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©Koi・芳文社ご注文はうさぎですか?

スペースの拡大に伴い、既に出典されている作品からも、新しいグッズやイラスト、書き下ろし漫画が出る可能性はあります。

また、今回は前回と違って、館内にレストランがあるみたいなので、コラボカフェが開催されるのも期待できますね!

2019年5月9日現在、キービジュアルは前回のきらら展で公開されたものが使用されていますが、こちらも出典内容に伴って変更される可能性があります。

 

地獄の物販は改善されるか!?

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出典:https://mantan-web.jp/article/20181231dog00m200021000c.html

前回のきらら展で一番印象に残ってるといっても過言じゃないのが、物販待機列の長さです。

最初にも書きましたが、6時間でした。中の展示を一通り見終わり、いったん外に出てお昼を買い、戻って待機列に並んだのが正午過ぎだったと記憶しています。

そこからレジ前にたどり着くのが、まさか18時過ぎになるとは思いませんでした。

屋上で3時間、体育館で3時間の、トータル6時間でしたね。屋上を抜けると、そこは待機列であった…思わず、文豪になってしまうというものです(

だって、普通は屋上で終わるって思うじゃないですか。それがまさかの前半戦で、実は体育館にも、屋上と同規模の待機列が出来ているだなんて…

6時間なんて、コミケの入場でも、そこまで待ったことないです。こうまで列が長くなってしまった原因の一つとして考えられているのが、レジの非効率さです。

コミケの大手サークルさんのレジは非常に洗練されていて、お会計する人と、グッズをレジに持ってくる人が別なんですよね。これにより、グッズを持ってくる作業とレジ打ちが並行できるので、大幅な時間短縮になるというわけです。

きらら展の物販は、レジこそ数台用意してありましたが、グッズを持ってくる人とレジ打ちをする人が一緒だったり別の人だったりと、導線がごっちゃになっている印象を受けました。

これが、物販6時間待ちの悲劇につながったんじゃないかと思います。

物販に関してはある程度改善されるとは思いますが、こればかりは当日になってみないと何とも言えません。

どうしても欲しいグッズがある方は、列のトップに並ぶつもりで朝一に凸しましょう。

 

10月12日はきらら展に行こう!

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出典:http://www.kiraraten.jp/

いかがでしたか。

滅多にない大規模なイベントですから、体調をしっかり整えて、思い出に残るイベントにしたいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

かtps://twitter.com/kiraraten_jp/status/1126336516131704833