【ごちうさ】新作OVA「Sing For You」の見どころを考える
新作Ohttps://twitter.cosagi_anime/status/11076617808160769VAのタイトルは「Sing For You」
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https://twitter.com/usagi_anime/status/1107661701808160769
https:/itter.com/usagi_anime/status/11076617018081607新作OVAのキービジュアルが公開されました!
去年の9月に行われた「DMS Tea Party 2018」にて、アニメ3期の制作決定と同時に告知された新作OVAの、最新情報になります。
嬉しいですね!ごちうさが活気づいていると、まるで我が事のように喜んでいる自分がいます。
ブログを立ち上げたのがつい最近なので、情報そのものは若干古くなってしまっていますが、新作OVAの発売はまだ先です。これから、もっと新しい情報が舞い込んでくることでしょう。
今回は、新作OVA「Sing For You」の見どころをまとめました。
前作「Dear My Sister」(以下DMS)は、初出が劇場版だったのに対し、「Sing For You」(以下SFY)は最初からOVAと、ややスケールダウンしている感は否めません。
ですが、DMSからSFYにかけて、受け継がれているマインドがあります。
それは「贈る心」です。
DMSは「Dear」、SFYは「For」、どちらのタイトルも相手に贈る際の前置詞が使われています。この「贈る言葉」に、一言では言い表せない温かみのようなものを感じるのは、僕だけでしょうか。
初心者の方でもなるべく沼に引きずり下ろす分かりやすいように、ごちうさという作品自体の軽い紹介から、DMS、そしてSFYに至るまでの変遷もまとめています。ぜひ最後までお付き合いください。
成長の物語としての「ごちうさ」
世の中には、2種類のアニメがあります。
こんな書き出しをしてしまうと、なんだか気取っているようにも見えますが、ここでいう2種類とは、単に時間が進むアニメかどうかということです。
同じ時間を繰り返すスタイルのアニメがいわゆる「サザエさん時空」、対してごちうさはというと、現実と同じく、時間とともにキャラクターが成長していくアニメになります。
「ごちうさはサザエさん時空だと思っていた」という人は結構いて、そうだったらどんなに良かったかと僕自身思ったりもするのですが、このスタイルだからこそ、書けるテーマもあります。
楽しい時間は、いつまでも続かない。始まりがあれば、必ず終わりがある。自分にべったりだった妹が遠い街に行ってしまったり、ずっと仲の良かった友達と進学先が違ってしまったり…。
誰もが一度は経験したことのある悩みや辛さを乗り越えて、少し大人になったキャラクター達を原作1巻やアニメ1羽と見比べてみてください。きっと、驚くと思います。
成長というテーマを通して、描かれるキャラクターの人間性。ごちうさの醍醐味は、そんなところにあるんじゃないかなと思います。
「魔法」が織りなすDMS。そしてSFYへ
もちろん、ごちうさの魅力はキャラクターの成長だけではありません。「すべてが、かわいい。」のキャッチフレーズの通り、ごちうさは可愛さであふれています。私服姿にいろんなバリエーションがあるのもポイントなので、アニメや原作を見る際はチェックしてみてください。
チノちゃん、ココアちゃんをはじめ、リゼちゃん、千夜ちゃん、シャロちゃん、マヤちゃん、メグちゃん、モカさん、青山ブルーマウンテン先生。
年齢も仕事も学校もバラバラな、いろんな個性をもったヒロインが織りなすごちうさの物語は、まさに「魔法」です。DMSは、その「魔法」が一番印象深いお話でした。
公開時は完全に忘れられていた「魔法少女チノ」ネタが使われたこと。そして、チノちゃんがココアちゃんに魔法使いをモチーフにしたぬいぐるみを渡したこと。
これらも十分、魔法ではありますが、ファンタジックな意味ではなく、僕は日常のちょっとした驚きも十分「魔法」ではないかと思うのです。
たとえば、DMSの最後のチノちゃんは、まさかあのタイミングでココアちゃんが現れるとは夢にも思っていなかったでしょう。チノちゃんから花火大会のお誘いを受けた他のメンバーも、まさかチノちゃんの方から誘ってもらえるとは思っておらず、驚いていました。
ありえないと思っていたことが、目の前で起きる。それはまさしく、魔法と呼ぶにふさわしいものではないでしょうか。
幼い頃に誰もが夢見た魔法は、形を変えて、今も僕らの日常に息づいている。そう考えると、退屈な学校や会社での生活も、ちょっとだけ楽しくなるような気がします。
そして時は移り、物語はSFYにつながっていきます。
新作OVA「Sing For You」の見どころを考える
さて、気になる新作OVAの内容ですが、ティザーサイトであらすじが公開されており、これは原作5巻「Cup of Chino」の話を主軸としたものであることが分かっています。
「ご注文はうさぎですか?? ~Sing For You~」公式サイト
これをもとに、SFYにはどんな見どころがあるか、考えていきます。
キャラクターソングが一気に増える
キービジュアルやSingというタイトルの通り、SFYのテーマは「歌」です。
お話自体は、チノちゃんが主体です。音楽会のソロパートに選ばれたチノちゃんが、音楽会に向けて練習を頑張るというものですが、十中八九キャラソンが増えるのはチノちゃんだけではないでしょう。
あらすじにも「みんなで盛り上がって」とありますし、登場キャラクター全員のキャラソンが少なくとも1曲ずつ増えると思います。
千夜、シャロが不在…?
公開されている最新のティザーPVには、千夜ちゃんとシャロちゃんの姿がありません。
もちろん、OVAに登場しないということは100%ありえないので、何かしらの形で登場するはずですが、現時点では伏せられています。
2019年3月23日に行われたAnimeJapan2019の出張版うさラジでも、この不在については言及されており、制作ミスでもないです。
となれば、何かしら理由があって伏せられているのだろうと推測できます。
この隠し状態がOVAの発売後まで続くのか、それとも発売前に明らかにされるのか、それは分かりませんが、今後の情報に注目です。
気になる特典の内容は?
これはフォロワーさんの間でも意見が分かれるところですが、前作の前例に倣うなら、2020年のTea Party(以下、TP)のチケット抽選券がつく可能性があります。
BD&DVD化されたごちうさDMSの特典には、DMS TP 2018の抽選券がついていました。
2020年はごちうさ3期が放送される年でもあるので、TPをやる可能性は高いと思います。
ちなみに「放送年」なのか「制作年」なのかは長らく議論されてきましたが、現在行われているアトレとのコラボには「制作進行中」とあったので、2020年に放送される可能性が高いです。
これですね。
チノの挑戦と、その先にあるもの
OVAシリーズで面白いのは、原作を持っていても、先が読めないことです。
たとえば前作のDMSは、原作でいうところのココアちゃん帰省回が元になっていることは、ティザーPVですぐに分かりました。
ですが、最後の夏祭りの展開は完全に別のエピソードであり、公開前から予想できた人は少ないのではないでしょうか。
SFYも、原作「Cup of Chino」の話が主軸であることは分かります。しかし、その先に一体どんな物語が待ち構えているのか。それは、原作者のKoi先生とOVA制作スタッフ以外、誰も知りません。
Cup of Chinoは、人見知りで引っ込み思案だったチノちゃんが、初めて自分の意志で人前に立つことを選んだお話です。その決意の、先にあるもの。ごちうさファンとして、これはしっかり見届けたいところです。
皆で一緒にごちうさを盛り上げよう!Ko芳社/ご注文は製作会
いかがでしたか。
ごちうさは、これからまだまだ盛り上がります。初めての方も、既存ファンの方も、皆で一緒にごちうさを楽しんでいきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!